Ensemble LAB独立型多軸モーションコントローラ

説明

設計の主な特徴

  • 最大4軸のブラシモーター、ステッピングモーター、ブラシレスサーボモーター
  • AerotechのFlashConfig機能により、接続されているステージタイプに基づいて軸パラメータを自動構成
  • 直感的なメニュー方式のインターフェースを備えたタッチスクリーンで、システム機能にすばやく簡単にアクセス可能
  • モーターの位置を手動で制御できるジョイスティック入力
  • イーサネットおよびUSB 2.0の通信インターフェース
  • ASCIIベースのコマンドプロトコルで、WindowsまたはLinuxのリモート制御に対応
  • 高度なWindowsベースのリモート診断、チューニング、プログラミングインターフェースソフトウェア
  • AerotechのIDEを使用してAeroBasicでプログラムしたり、C#、VB.NET、C++/CLI、LabVIEW、MATLABなどを使って、Microsoft .NETでカスタムリモートインターフェースを作成することが可能
  • 標準の直角位相またはオプションのアナログ正弦/余弦エンコーダフィードバック(最大65,536倍の補間)
  • CE適合、NRTL安全性認定; 2011/65/EURoHS2Directive指令に準拠
  • 最大20,000倍にプログラム可能なマイクロステップ分解能により、スムーズな低速操作を実現
  • 一定速度またはポイントツーポイントの補間を伴うリニアモーションまたはアークモーション

Ensemble® Labは、全体のシステム機能を損ねることなく、簡単操作が重要な用途向けに特別設計されています。 フロントパネルのインターフェースを使用することで、ジョグ、ホーミング、固定位置への移動などの簡単な操作をすばやく実行できます。 複雑な操作の場合も、Ensemble LABにはオンボードメモリーが搭載されているため、プログラムを保存して、フロントパネルやリモート制御によってアクセスできます。

タッチスクリーンインターフェース

Ensemble LABにはキーで操作するフロントパネル以外に、フルカラーのタッチパネル液晶ディスプレイが搭載されています。 直観的なタブ式インターフェースにより、1回押すだけで、どの設定画面や操作画面にもアクセスできます。

パワフルなプログラミング機能

暗号のような略文字を使用する大半の競合製品とは異なり、Ensemble LABは簡単に理解できるBASICに似た構文でプログラムできます。 Ensemble LABは、Windows®のグラフィカルユーザーインターフェースを使ってオフラインでプログラムできます。また、直観的なプログラムエディタ、変数出力ウィンドウ、コンパイラ出力ウィンドウ、タスク状態のモニターなどの機能を備えています。 プログラムを開発しテストしたら、後で再利用するために、コントローラにダウンロードして保存できます。 すでにコード化されたLabVIEW® VIs、AeroBasic™プログラミング機能、MATLAB®ライブラリ、C#用.NETツール、VB.NET、C++/CLIまたはCによって、Ensembleは一層使いやすくなっています。 ソフトウェア機能や注文オプションに関する詳細は、Ensembleコントロールのホームページをご覧ください。

Ensemble Motion Composer

自動パラメータ構成

AerotechのMPSシリーズステージには、Aerotechの「FlashConfig」機能が搭載され、ステージ自体でステージを動作させるために必要なすべてのパラメータ情報が保存されています。 ステージは自動的に特定され、軸較正情報などのすべての操作パラメータがEnsemble LABにアップロードされて、安全かつ正確な真の「プラグアンドプレイ」操作が確実です。 FlashConfigは、要件の変化に応じてシステムを頻繁に再設定しなければならないラボ環境で高い柔軟性を発揮します。

マルチタスク機能

Ensemble LABでは同時に最大4つのプログラムを実行することができるため、複雑な操作を容易に分割できます。 1つのタスクをモーションに割り当て、残りのタスクをプロセスコントロールに割り当てたり、4つのモーターを制御する4つのプログラムを操作するようにコントローラを設定することもできます。

高度なDSPコントロール

Ensemble LABは、64ビット倍精度浮動小数点DSPの処理能力を活用して、ポイントツーポイントモーション、リニア/円弧補間、単軸/多軸エラー補正、リニア/ロータリーブラシレスサーボモーターの直接整流、そしてオンボードサーボオートチューニングなど、さまざまな用途で優れた性能を発揮します。 高速割り込みとデータロギング性能によって外部システムとリアルタイムなリンクをもたらします。 またEnsemble LABは、高速位置ラッチ機能と、オプションで単軸PSO (位置同期出力)も提供します。 単純なポイントツーポイントモーション要件であれ、オンザフライ出力の速度ごとに分類した複雑な外形であれ、Ensembleは重要な用途で常にピークパフォーマンスを発揮します。

EPICSとTangoドライバ

Ensemble LABは、EPICSおよびTANGOの分散制御プロトコルと完全に互換性があります。 どちらのインターフェースも最先端光源(シンクロトロン)施設および他の政府研究機関で利用され、あらゆる主要研究機関における用途にシームレスにEnsemble LABを組み込むことを可能にしています。

汎用性の高い多軸コントロール

Ensemble LABでは、ブラシモーター、ブラシレスモーター、ステッピングモーターを制御できる低ノイズのリニア出力段技術を採用しています。 柔軟に構成できるため、お客様は適切なモーター技術を選択して、用途のさまざまな要件に対応できます。

Ensemble LAB仕様画像1

仕様

Ensemble LABの仕様

特徴説明
軸数 最大4本
エンコーダ入力 4
電源 AC 100~230 V、50/60 Hz(工場出荷時に設定)
バス電圧 DC ±24 V
ピーク電流 5 A
連続電流 モータータイプによって変更
アンプのタイプ リニア
デジタル入力 光絶縁型4系統、高速2系統、ESTOP 1系統
デジタル出力 光絶縁型4系統
アナログ入力 16ビット1系統
アナログ出力 16ビット1系統
軸専用I/O リミット入力(CW、CCW) 2系統、ホール効果の入力3系統
リニアフィードバック(標準) 10 MHz矩形波/40 MHzカウント値
フィードバックタイプ(オプション) 補間された正弦/余弦(最大65536倍)、最大200 kHzの入力周波数
通信インターフェース 10/100 Base Tイーサネット、USB2.0
拡張インターフェース USB 1.1
サーボループ更新 最大10 kHz
電流ループ更新 20 kHz
プログラミング環境 マルチタスクのAeroBasic
リモートプログラミングと診断ツールのオペレーティングシステム要件 Windows 7
基準 CE適合、NRTL安全性認定; 2011/65/EURoHS2Directive指令
  • Ensemble LAB仕様画像2

寸法

注文情報

注文例

ENSEMBLELAB -1 -A -2DS -MXU1 - -US115VAC

注文オプション

シリーズ 工場出荷時のオプション線間電圧コントローラのオプション軸数フィードバックタイプPSO出力電源コード
ENSEMBLELAB -1 -A
-B
-C
-D

-DCT
-ETM
-ETC
-LCK

-2DS
-3DS
-4DS
-2DSA
-3DSA
-4DSA
-MXU1
-MXU2
-MXU3
-MXU4
-MXR1
-MXR2
-MXR3
-MXR4
-PSO -ENGLAND
-GERMANY
-ISRAEL
-INDIA
-AUSTRALIA
-US115VAC
-US230VAC
-NOLINECORD

Ensemble LABモーションコントローラ

オプション 説明
ENSEMBLELAB 電源が内蔵された2~4軸のデスクトップ用独立型モーションコントローラ。以下の4つの機能を搭載しています。
-ブラシDCモーター、ステッピングモーターをサポート、ブラシレスモーターはオプションでサポート
-リニア補間と円弧補間を伴う独立モーションまたは同期モーション。速度プロファイル、ポイントツーポイント、連続、ギアの各モーション。バックラッシュ補正と1Dまたは2Dの軸較正
-全軸に対する10 kHz (最大)のデジタルサーボループ更新率
-10/100 Base Tイーサネットポート。USB 2.0ポート x 1、USB 1.1ポート x 1
-軸ごとに専用のI/O: CWとCCWのリミット、マーカーとホール効果のセンサー入力
-ユーザー定義I/O: 光絶縁型入力4系統、高速入力2系統、光絶縁型出力4系統、16ビットのアナログ入力1系統、16ビットアナログ出力1系統、ジョイスティックポート、ESTOPセンス入力
-ノイズの影響を受けやすい用途のために超静音のリニアアンプ

工場出荷時のオプション

オプション 説明
-1 標準仕様

線間電圧(必須)

オプション 説明
-A AC 115 V入力
-B AC 230 V入力
-C AC 100 V入力
-D AC 200/208 V入力

コントローラのオプション

オプション 説明
-DCT Dynamic Controls Toolboxをマスタードライブ上で有効にする。ENSEMBLE-MCソフトウェアをDYNAMIC CONTROLS TOOLBOXオプションで設定する必要あり
-ETM Enhanced Throughput Moduleをマスタードライブ上で有効にする。ENSEMBLE-MCソフトウェアをENHANCED THROUGHPUT MODULEオプションで設定する必要あり
-ETC 動的追従誤差と整定時間の削減のための拡張トラッキング制御。低分解能軸の場合、効果は限定的になることがある
-LCK ロックされたドライブ。製品発送後はユーザーによるドライブ上のファームウェアと較正データの変更ができません。ファームウェア/較正のアップデートが必要となった場合はドライブをAerotechまで返送してください。パラメータおよびプログラムへの読み取り/書き込みアクセスはサポートされています

軸数(必須)

オプション 説明
-2DS 2軸のブラシDCモーターまたはステッピングモーターの操作向けに設定
-3DS 3軸のブラシDCモーターまたはステッピングモーターの操作向けに設定
-4DS 4軸のブラシDCモーターまたはモーターの操作向けに設定
-2DSA 2軸のブラシDCモーター、ステッピングモーター、またはACブラシレスモーターの操作向けに設定
-3DSA 3軸のブラシDCモーター、ステッピングモーター、またはACブラシレスモーターの操作向けに設定
-4DSA 4軸のブラシDCモーター、ステッピングモーター、またはACブラシレスモーターの操作向けに設定

フィードバックタイプ(オプション)

オプション 説明
-MXU1 エンコーダ入力チャンネル1でプログラム可能なエンコーダ乗算器、最大8192倍(直角位相後)。リアルタイムでの出力またはPSOサポートなし
-MXU2 エンコーダ入力チャンネル2でプログラム可能なエンコーダ乗算器、最大8192倍(直角位相後)。リアルタイムでの出力またはPSOサポートなし
-MXU3 エンコーダ入力チャンネル3でプログラム可能なエンコーダ乗算器、最大8192倍(直角位相後)。リアルタイムでの出力またはPSOサポートなし
-MXU4 エンコーダ入力チャンネル4でプログラム可能なエンコーダ乗算器、最大8192倍(直角位相後)。リアルタイムでの出力またはPSOサポートなし
-MXR1 エンコーダ入力チャンネル1でプログラム可能なエンコーダ乗算器、最大65536倍(直角位相後)。リアルタイムでの出力と完全な単軸PSOサポートあり
-MXR2 エンコーダ入力チャンネル1、2でプログラム可能なエンコーダ乗算器、最大65536倍(直角位相後)。リアルタイムでの出力と完全な単軸PSOサポートあり
-MXR3 エンコーダ入力チャンネル1、2、3でプログラム可能なエンコーダ乗算器、最大65536倍(直角位相後)。リアルタイムでの出力と完全な単軸PSOサポートあり
-MXR4 エンコーダ入力チャンネル1、2、3、4でプログラム可能なエンコーダ乗算器、最大65536倍(直角位相後)。リアルタイムでの出力と完全な単軸PSOサポートあり

PSO出力(オプション)

オプション 説明
-PSO 単軸位置同期出力(PSO)。直角位相またはMXR入力エンコーダチャンネルの追跡用に設定可能

電源コード(必須)

オプション 説明
-ENGLAND 英国対応の電源コード
-GERMANY ドイツ対応の電源コード
-ISRAEL イスラエル対応の電源コード
-INDIA インド対応の電源コード
-AUSTRALIA オーストラリア対応の電源コード
-US115VAC 米国AC 115 V電源コード
-US230VAC 米国AC 230 V電源コード
-NOLINECORD 電源コードなし

統合(必須)

Aerotechは、標準とカスタムの両方の統合サービスを提供し、お客様のシステムをできるだけ早く完全に運用できるよう支援します。 このシステムでは、次の標準統合オプションを使用できます。 必要な統合レベルがわからない場合、または御社のシステムにカスタム統合サポートが必要な場合は、Aerotechにご相談ください。

オプション 説明
-TAS 統合 - システムとしてテスト
一緒に使用される完全なシステム(例: ドライブ、コントローラ、ステージ)として、コンポーネントグループのテスト、統合、および文書化を行います。 これには、パラメータファイルの生成、システムチューニング、およびシステム構成の文書化が含まれます。
-TAC 統合 - コンポーネントとしてテスト
個々のアイテムを一緒に出荷される個別のコンポーネントとしてテストおよび統合します。 これは通常、スペアパーツ、交換部品、または一緒に使用されないアイテムに使用されます。 こうしたコンポーネントは、より大きいシステムの一部である場合もあればそうでない場合もあります。