ADRS機械ベアリング ダイレクトドライブ回転ステージ

説明

設計の主な特徴

  • 高トルク出力、ダイレクトドライブ ブラシレスサーボモーター
  • コギングフリースロットレスモーター設計で抜群の速度安定性
  • 直接連結の高精度ロータリーエンコーダ
  • 超薄型で作用高さを最小化

薄型でダイレクトドライブテクノロジーを備えたAerotechのADRSシリーズは、ベルト駆動ステージおよびウォーム駆動ステージの代替製品として優れた選択肢です。

コンパクトパッケージ

ADRSシリーズダイレクトドライブ回転ステージの設計は、ステージの高さを最小にするように最適化されました。 薄型のステージによって、システムの有効な作用高さを削減し、「スタックアップ」に関連する誤差を低減させました。 全体的な低さに加え、ADRSシリーズは、製品フィードスルーまたはレーザービーム照射のために使用できるクリアアパーチャを提供します。

ブラシレスダイレクトドライブ

位置決め性能を最大限に高めるため、ADRSシリーズは、ダイレクトドライブブラシレスモーター技術を採用しています。 ダイレクトドライブ技術は、ブラシの交換や保守の必要なギアトレーン、ベルトがないため、24時間態勢の製造環境向けに最適化されています。 また、ギア駆動やベルト駆動式の機構に比べて、より高い加速度と最高速度を提供し、全体的な総スループットを押し上げます。

低メンテナンス、高スループットというADRSシリーズの特性によって、総保有コストを最低限に抑えます。

スロットレスモーター

ADRSシリーズは、トルクリップルを除去するスロットレスステーターを採用しています。 このモーター技術は、DCモーター特有のメンテナンス要件は一切なしで、高品質DCブラシモーターに匹敵する非常に滑らかな速度安定性を提供します。 スロットレスモーターはテーブルトップに直接カップリングしているため、歯付きベルトドライブやウォームギアから生じる速度の乱れは解消します。

さまざまな構成

ADRSシリーズには100 mm、150 mm、200 mmのバージョンがあります。 どのステージも複数のモーター巻線オプションを備え、さまざまな動作条件により良く対応できるようになっています。 -B巻線オプションは与えられた使用可能なバス電圧に対して最大限の高速操作を提供し、-A巻線は同程度の電流レベルに対してより高い出力トルクを実現します。 メートル法とヤード・ポンド法のパターンのテーブルトップが用意され、すり割り付き取り付け穴によって、25 mmおよび1インチの穴パターンのブレッドボードに取り付けられます。 ADRSシリーズのテーブルトップにはラビリンスシールが施されているため、ベアリングやエンコーダは汚染から保護されます。 ステージ下部が汚染にさらされるような用途では、オプションでシャフト端部シールも使用可能です。

仕様

ADRSシリーズの仕様

モデルADRS100ADRS150ADRS200
テーブルトップの直径 95 mm 140 mm 190 mm
アパーチャ 6 mm 15 mm 26 mm
バス電圧 DC 340V
最大トルク(連続) 0.48 N·m 2.36 N·m 5.99 N·m
最大速度(1) 1500 rpm 600 rpm 600 rpm
精度(2) 未較正 388 µrad (80 arc sec)
較正時(3) 29.1 µrad (6 arc sec)
繰り返し精度(2) 14.6 µrad (3 arc sec)
最大荷重(4) 軸方向 7 kg 20 kg 40 kg
半径方向 3 kg 10 kg 20 kg
軸方向の誤差運動(5) 2 µm 5 µm 5 µm
半径方向の誤差運動(5) 3 µm 5 µm 5 µm
傾斜誤差運動 48.5 µrad (10 arc sec)
慣性力 無負荷 0.00038 kg-m2 0.00242 kg-m2 0.00843 kg-m2
総質量 2.0 kg 4.3 kg 7.6 kg
仕上げ テーブルトップ 硬質皮膜加工
ステージ 黒色アルマイト
  1. 最大速度はステージ性能に基づいています。 実速度は、エンコーダ分解能、荷重、アンプのバス電圧、モーターによって異なることがあります。 詳細については、Sシリーズロータリーモーターを参照してください。
  2. 繰り返し精度と精度は、エンコーダ分解能によって決まります。 ここに記載した仕様を満たすには、エンコーダ分解能を0.36 arc secより微細にする必要があります。
  3. -PL2オプション付き。
  4. 最大荷重は相互排他的です。
  5. ADRS-100において誤差運動仕様は700 rpm以下です。 700 rpmを上回る場合の最大半径誤差は5 μです。 誤差は、テーブルトップから25 mm上で測定されています。

ADRSのエンコーダオプション最高速度

エンコーダオプションADRS100ADRS150ADRS200
-E1/-E2/-E3/-E4 1500 rpm 600 rpm 600 rpm
-E5 800 rpm 300 rpm 300 rpm
  • 軸方向および半径方向の片持ち負荷容量(ADRS100)
  • 軸方向および半径方向の片持ち負荷容量(ADRS200)

寸法

注文情報

ADRS機械ベアリング ダイレクトドライブ回転ステージ

オプション 説明
ADRS100 ADRS100機械ベアリング ダイレクトドライブ回転ステージ
ADRS150 ADRS150機械ベアリング ダイレクトドライブ回転ステージ
ADRS200 ADRS200機械ベアリング ダイレクトドライブ回転ステージ

フィードバック(必須)

オプション 説明
-E1 インクリメンタルエンコーダ、1 Vpp
-E2 インクリメンタルエンコーダ、TTL、x5補間
-E3 インクリメンタルエンコーダ、TTL、x10補間
-E4 インクリメンタルエンコーダ、TTL、x25補間
-E5 インクリメンタルエンコーダ、TTL、x50補間

モーター(必須)

オプション 説明
-M1 低電流、-A巻線
-M2 低電圧、-B巻線

テーブルトップ(必須)

オプション 説明
-TT1 メートル法のテーブルトップ
-TT2 ヤード・ポンド法のテーブルトップ

下部シール(オプション)

オプション 説明
- 下部シールなし
-SL リアシール
    注: 下部シールはADRS100にはありません。

計測(必須)

オプション 説明
-PL1 計測、性能プロットで較正なし
-PL2 計測、性能プロットによる較正済み(HALAR)

統合(必須)

Aerotechは、標準とカスタムの両方の統合サービスを提供し、お客様のシステムをできるだけ早く完全に運用できるよう支援します。 このシステムでは、次の標準統合オプションを使用できます。 必要な統合レベルがわからない場合、または御社のシステムにカスタム統合サポートが必要な場合は、Aerotechにご相談ください。

オプション 説明
-TAS 統合 - システムとしてテスト
一緒に使用される完全なシステム(例: ドライブ、コントローラ、ステージ)として、コンポーネントグループのテスト、統合、および文書化を行います。 これには、パラメータファイルの生成、システムチューニング、およびシステム構成の文書化が含まれます。
-TAC 統合 - コンポーネントとしてテスト
個々のアイテムを一緒に出荷される個別のコンポーネントとしてテストおよび統合します。 これは通常、スペアパーツ、交換部品、または一緒に使用されないアイテムに使用されます。 こうしたコンポーネントは、より大きいシステムの一部である場合もあればそうでない場合もあります。